概要
理念
指定国立大学が標榜する創造と変革を先導する世界的な研究拠点として、「未来型医療拠点」を形成し、その中心的な役割を担う組織として未来型医療創成センターを設立しました。
未来型医療創成センターでは、ゲノム医学を中核に基礎生命科学及び情報科学等の卓越した研究力を結集した拠点として、 ゲノム・オミックス情報その他の生体情報及び臨床情報を活用し人工知能を含むデータ科学に基づく研究、 そして遺伝要因・環境要因と疾病の関係性の解明に関する研究及びその成果の臨床実装を推進していきます。 また、これらに関わる人材育成を行い、もって個別化医療・個別化予防を柱とする未来型医療の実現に資することを目的としています。
沿革
2012年 | 2月 | 東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)設立 |
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2015年 | 2月 | 吉村しげを氏の遺贈 |
2017年 | 4月 | 東北大学病院に個別化医療センター設立 |
6月 | 東北大学が指定国立大学へ指定 | |
9月 | 創造と変革を先導する世界トップレベル研究拠点として、未来型医療研究拠点を設立 | |
2018年 | 2月 | 東北大学病院が、がんゲノム医療中核拠点病院に指定 |
3月 | 未来型医療創成センター(INGEM)を設立 | |
2019年 | 2月 | 「日本人基準ゲノム配列」初版JG1の公開 |
10月 | バイオバンク横断検索システムの公開 | |
2020年 | 1月 | 日本人基準ゲノムJG1構築で髙山順助教が「第3回AMED理事長賞」を受賞 |
2021年 | 3月 | 生体高分子構造解析グループを新設 |
4月 | 工学研究科、生命科学研究科が新たに参画し、10部局が連携 | |
9月 | クライオ専用300kV透過型電子顕微鏡の利用開始 | |
2024年 | 7月 | クライオ走査型電子顕微鏡の利用開始 |
多元物質科学研究所が新たに参画し、11部局が連携 |
構成
未来型医療創成センターは、東北大学から11の部局が参画し、卓越した研究力を結集し未来型医療拠点の構築を目指します。
参画部局
- 東北大学病院
- 東北大学大学院 医学系研究科
- 東北大学大学院 歯学研究科
- 東北大学大学院 薬学研究科
- 東北大学大学院 工学研究科
- 東北大学大学院 情報科学研究科
- 東北大学大学院 生命科学研究科
- 東北大学大学院 医工学研究科
- 東北大学 加齢医学研究所
- 東北大学多元物質科学研究所
- 東北大学 東北メディカル・メガバンク機構
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