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お知らせ

2023.1.4

ニュース

12月27日(火)、INGEM & ToMMoセミナーシリーズ第23回を開催しました

 今回はINGEMの若手教員2名が講演しました。

 初めに李 賓 助教(クリニカルバイオバンクグループ・ToMMoバイオバンク部門兼務)が『研究基盤としてのクリニカルバイオバンクの仕組みと構築』をテーマに講演しました。

 分子生物学、産婦人科を専門とする李先生は、当センターにおいてはクリニカルバイオバンクの立ち上げから現在に至るまで、バイオバンクの構築・各検体の管理に取り組まれています。講演では、クリニカルバイオバンクにおける検体収集の流れについての説明があり、収集検体数や各診療科での利活用状況、利活用相談窓口の発展・拡大による研究コーディネート機能強化に向けた話がありました。

 

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 次に七谷 圭 助教(生体高分子構造解析グループ・ToMMoゲノム解析部門兼務)が、『クライオ電子顕微鏡によるアミノ酸トランスポーターの基質輸送メカニズムの解析』をテーマに講演しました。

 タンパク質の生化学、構造生物学が専門の七谷先生は、当センターでは最先端の解析手法と機器を活用した生体分子の立体構造解析、機能解明に取り組まれています。講演では、生体高分子構造解析グループが中心となり運用しているクライオ電子顕微鏡によるタンパク質の立体構造解析の流れや、解析事例、また立体構造解析による個別化医療に向けての話がありました。

 

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 ハイブリッド形式で開催したセミナーには、ToMMo、INGEMの研究者や医学系研究科の学生を中心に50名を超える参加があり、質疑応答では活発な意見が交わされました。

 

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