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ビッグデータ
メディシンセンター

ビッグデータメディシンセンター(BDMC)は、2018年2月に未来型医療の実現を支援するため全学組織として設立され、その後2020年4月に未来型医療創成センター(INGEM)内へ再編されました。
BDMCでは、基礎実験(細胞・動物などを用いた実験)から臨床研究へのアイデアを得ながら、予後などアウトカム志向のデータを構築します。医療データを、患者さん個人を中心に結合することにより産官学の多様なニーズに応じて、データを提供できるプラットホームを構築します。
また、様々な疾病に苦しむ患者さんに、病気の早期発見や最新の治療法開発、さらには医薬品の発明を目指します。データに基づく新しい医療の創出を通じて、研究の促進や人材育成、産学連携を促進します。

Big Dataの3V

Volume(量)・Velocity(速さ)・Variety(多様性)

情報技術(information technology, IT)の進歩により大量のデータを処理することが可能となり、これまで分からなかった現象や事実が明らかにできる時代となりました。
ビッグデータの特徴として、Volume(量)・Velocity(速さ)・Variety(多様性)の3Vが挙げられますが、その応用範囲は広く、なかでも医学・医療の分野はビッグデータの活用が期待される分野の一つです。

ビッグデータメディシンセンターの目的

BDMCは、国民の健康に寄与するため、個別化医療、個別化予防に資するオミックス、医療情報、先進医療センサーなどが連結した医療系ビッグデータを蓄積し、オール東北大学のデータヘルス連携基盤を確立するとともに、臨床医、バイオインフォマティクス、システムエンジニア、統計専門家がアンダーワンルーフで集い研究、人材育成、産学連携活動の促進を図ります。

メンバー

センター長

中澤 徹

東北大学大学院医学系研究科神経・感覚器病態学講座 眼科学分野 教授
東北大学病院臨床研究推進センター 副センター長

副センター長

荻島 創一

東北大学高等研究機構未来型医療創成センター 教授
東北大学東北メディカル・メガバンク機構 複合バイオバンク事業部 副部長

大田 英揮

東北大学病院メディカルITセンター 教授

令和5.4.1現在