2024.4.3
ニュース第2回「若手研究者のためのネットワーキング〜コラボして研究を大きくしよう!」が開催されました
2024年3月27日(水)、星陵会館にて「第2回 若手研究者のためのネットワーキング〜コラボして研究を大きくしよう!〜」が開催されました。
東北大学大学院医学系研究科では、石井 直人研究科長の研究力強化の方針を受け、研究企画室の中澤 徹室長を中心に研究力強化ワーキンググループを設置、星陵地区における今後の研究力向上を目指した取り組みを進めています。このネットワーキングはその施策の一つとして企画されました。
今回は学内の大型研究の紹介として、未来型医療創成センター(INGEM)の4人の教員が講演し、星陵地区の多様な研究分野から学部生、大学院生、若手研究者など大勢の参加者が集まりました。
会の冒頭でINGEMの本橋 ほづみセンター長の挨拶のあと、講演ではクリニカルバイオバンク、ゲノム解析、クライオ電子顕微鏡などINGEMの研究活動実績をテーマに、島田 宗昭教授、鈴木 未来子准教授(代理:菊池 敦生教授)、荻島 創一教授、小柴 生造教授がそれぞれの研究についてプレゼンを行いました。
講演後には多様な専門分野の視点から活発な質疑応答が行われ、また講演の合間に設けられた情報交換の場では、和やかな雰囲気のなか参加者がコーヒーを片手に交流を深めました。今後も月に一回程度、定期的に開催される予定です。
第2回プログラム:
島田 宗昭教授「東北大学クリニカルバイオバンクの紹介 ― 生体試料・解析情報・診療情報の共有と利活用促進の試み ー」
鈴木 未来子准教授「ゲノム編集を用いた疾患モデルマウスの作製と解析」
荻島 創一教授「統合臨床データベースカタログの紹介 ― 東北大学クリニカルバイオバンクの活用のための使い方 ―」
小柴 生造教授「クライオ電子顕微鏡法が明らかにするタンパク質の構造と機能の関係」