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2020.1.10

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髙山順助教が日本医療研究開発大賞 AMED理事長賞を受賞しました

髙山 順助教が日本医療研究開発大賞 AMED理事長賞を受賞しました。
2017年より創設された「日本医療研究開発大賞」は、医療分野の研究開発の推進に大きく貢献した事例に関して功績が認められた事例に与えられ、髙山助教が受賞した「日本医療研究開発大賞 AMED理事長賞」は若手研究者を奨励する観点から顕著な功績があったと認められる事例に与えられる賞です。
高山助教は、1月10日に総理大臣官邸で行われる第3回日本医療研究開発大賞表彰式に出席します。

受賞内容:
第3回日本医療研究開発大賞 日本医療研究開発機構(AMED)理事長賞
「「日本人基準ゲノム配列」初版JG1の作成・公開 」

受賞者:
髙山 順助教

功績
東北メディカル・メガバンク計画において、複数検体に由来する大量のDNAデータを用いて染色体配列を構築する戦略を立案し、日本人集団の遺伝的多様性を反映した日本人基準ゲノム配列JG1を世界に先駆け完成させた。また、JG1の利用に必要な解析情報基盤の整備や一般公開・普及に努め、 日本人の希少疾患やがん等のヒトゲノム解析の高精度化および効率化に寄与した 。

受賞コメント:
この度は大変名誉ある日本医療研究開発大賞AMED理事長賞を賜り心より感謝申し上げます。受賞の対象となりました日本人基準ゲノム構築プロジェクトは東北メディカル・メガバンク計画の下行われ、本計画に関わるToMMoとINGEMの先生方および事務職員の皆様、また何よりコホート調査にご参加いただいている方々のご協力なくしては決して成し得ないものでした。今後も個別化医療の実現に向け、日本人のゲノム解析の高精度化により一層精進していく所存です。

第3回日本医療研究開発大賞 日本医療研究開発機構(AMED)理事長賞について
(国立研究開発法人日本医療研究開発機構ウェブサイトより)


末松誠理事長より表彰状を授与される髙山順助教


安倍晋三首相を囲んで受賞者記念撮影(右から末松誠理事長、髙山順助教)

関連リンク

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